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もっとも基本的な機械要素である『ねじ』。
そのねじに対する航空・宇宙産業のニーズから開発に成功した特許技術を、当社では日本・米国合わせて数多く保有しています。
その特許技術が多くの産業界にお役に立てることを確信し、この度当社では、知的資産の特許等をライセンス販売致します。
貴社の製品の機能向上、技術問題点の解決、新製品の開発に、お役立て下さい。

< 用途>
航空・宇宙産業、精密機械産業、製薬・食品産業、スポーツ・レジャー産業、半導体・化学製造
装置産業、自動車産業、電力・電機産業、上下水道・土木建築産業 等

本装置はプラズマ浸炭を主体とした多目的真空熱処理装置で、常用300℃〜1,100℃で金属処理一般( 浸炭、窒化、浸炭窒化、焼入、焼戻、焼鈍、溶体化処理、時効処理、磁性処理、ろう付け)に使用できます。
(PCT:PlasmaCarburizingTreatment)
(GLC:Glass-likeCarbon)※GlassyCarbon
「プラズマ浸炭処理」は浸透拡散処理の一種で、真空中でプラズマを利用して硬化層を傾斜的に形成する表面改質硬化処理です。さらに当社では、チタンへのPCTを行うのと同時に、最表面にGLC( 硬質ガラス状炭素膜)を形成することに成功しました。「PCT+GLC」により、耐食性、耐摩耗性、潤滑性( 低摩擦係数)、離型性、ガス不透過性、生体親和性が向上し、チタン金属の工業上の利用価値を高め得る日本発の技術として世界中に発信していこうと考えています。
■PCT+GLC 概要図

チタン金属にPCTをすることで、硬いPCT層の上に、より硬いGLC層が形成されます