ホームSDC田中の技術 > 信頼される技術力

当社の商標である「SDC」はSpecial=特殊Development=開発Center=施設の頭文字を取っており「ねじ」研究開発に力を入れているテクノロジー集団です。お客様の声から生まれたオリジナル製品は、水道用ボルトから航空機用ボルトまで社会資本の充実に貢献いたします。

SDC の由来

1981年、株式会社SDC田中は、当時クレームが多かったステンレス鋼ボルトの「焼付き」を防止するため、ねじの表面を改質する表面処理を開発しました。
" ねじ"というものは小さくても、機械にとってとても重要な要素なのだ"というメッセージを「SDC」という名称にこめました。
※SDCは(株)SDC田中の商標登録です。

SDCプラズマ表面硬化処理

金属の表面層を硬くするために炭素を付加する「浸炭処理」は、従来、チタン、チタン合金、オーステナイト系ステンレス鋼などに対しては実施不可能とされてきました。当社は1984年、米国大手航空機メーカーから「チタン合金ボルトの焼付きの問題を解決できないか」と課題提供されたことをきっかけに、大阪府立産業技術総合研究所殿と共同で「プラズマ浸炭処理」技術を開発。チタン等の難浸炭材料に対し、グロー放電によるプラズマを利用して表面を硬化させることに成功しました。

SDC ねじ性能試験機

SDC田中は、高品質のねじ製品だけでなく、締結方法まで含めた「ねじのトータルな技術力」を提供します。
  • ねじの品質と技術向上、発展のために
SDCねじ試験機は、東京工業大学 丸山一男名誉教授が考案された国有特許第1782597号「弾・塑性域締結ねじ性能試験機」を基準に、丸山先生の指導のもとで製作・実用化したねじ性能試験機です。 コンピュータ制御により、締付けから外力負荷( 破壊)まで一貫してテストすることができます。