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強度区分Ti2とは

4.1 強度区分の表し方

チタンねじ部品の機械的性質による強度区分は、Tiの文字と一けたの数字をこの順に組み合わせ、Ti 1, Ti 2, Ti 3, 及び Ti 4,(以下、これを強度区分記号という。)で表す。

4.2 強度区分に対する機械的性質

チタンねじ部品の機械的性質による機械的性質は、環境温度(10〜35°C)において、6.で規定する試験方法によって、試験したとき、表2に適合しなければならない。

「焼付き」とは

ねじの締結は、ボルト(おねじ)・ナット(めねじ)・被締結物の三要素から構成されています。 ボルトとナットの締結時はねじのかみ合い面で摩擦が生じ、それによって発生した熱が発散されず局部的に高温になります。 これによってねじ山が膨張し「かじり」が生じて、ボルトとナットが動かなくなることがあります。 この現象をねじの「焼付き」と呼んでいます。 特にステンレス鋼やチタンは摩擦が生じやすく、熱伝導率が小さいため、「焼付き」は発生しやすいといわれております。

弾性限界

材料が応力を完全に除くと永久ひずみを少しも残さずに元の状態を維持しうる最大の応力

弾性域締結

締付けによってボルトが降伏しない範囲の締付け。(弾性限界内)

塑性域締結とは

締付けによってボルトが降伏する範囲の締付け。(弾性限界を超えた域)